民家の甲子園愛知県大会
済んでしまえばあっけないようでも
始まる前は妙に不思議なワクワク感で
皆で準備に励みました
(と言ってもこちらは遅い参加でしたが)
10回目の今年は、常連校の半田工業高校をはじめ
高浜高校・啓成高校・田口高校・蒲郡東高校の5校が参加
事務局に作品が届き、それらを見るたびに
今年は判定が難しくなるかもしれない気がしましたが
やはり大混戦でした
今回の目玉は、「通りすがり賞」として
会場であるイオンモールに来ていただいたお客さんにも
お気に入りの高校に投票していただくコーナーを設けたこと
これは本当に予想に反して?大好評!
用意した投票用の”おはじき”は午前中で終了してしまいました
参加校が集まって、プレゼンの順番を決めるくじ引き
その結果、緊張のトップは高浜高校
次に啓成高校・半田工業・蒲郡東・田口高校と続きます
始まるまでの時間は皆同じように
手書きのメモを何度も読み返し
プレゼンの予習をしていました
時間になって高浜高校からスタート
かわいそうなくらい緊張していました
マイクの調子も悪くて迷惑をかけてしまいましたが
申し訳ありませんでした
でも自分たちの町 高浜市が瓦の街で
そこに愛着を感じている様子が感じられました
まとまりの良い、作品がならび
どこかインテリジェンスを感じさせる雰囲気
そしてここでも自分たちの町の歴史など
改めて勉強しなおしたようで
聞いている我々にも参考になりました
次は常連の半田工業高校
今年はどんなプレゼンをするのだろう?
そんな期待感に満ちていましたが
そうきたか!
と半田地区の大きな道路地図(せこを現わしたもの)
を見た時は思わずうなずいてしまいました
そしてカンニングペーパーを見ずにプレゼンする姿
本当に素晴らしかったです
続いて蒲郡東高校
いきなり「私たちは恥をかきに来ました」の発言
初めてなので何も分からないけれど
とにかく頑張ってみたとのこと
でもその試みのお陰で豊橋二川の気になっていた
おばさんとの会話もできたし
写真も撮らせてもらったり、家の中に入らせてもらったり
また地元のことを知ったり、、
予想外の収穫があったのではないでしょうか
なんと一年生中心のチームです
「気をつけ、礼」の掛け声でスタート
思わず懐かしいような、せつないような、かわいいような
そんな感覚に襲われました
今回の大会に取り組む意気込みが随所に見られたプレゼン
昨日の何時までかかって作り上げたツール
なにか訴えるものがありました
今回のプレゼンでは会場となるイオンモールのお客さんも
エレベーターに乗りながら興味深そうに眺めていました
そして、「なぜ名古屋の高校が出ていないんだ?」
との声も聞かれました
結果は別のページにあるように落ち着きましたが
実行委員として実感したことは
高校生のみなさんは結果的に
非常に地元の事を勉強したという点です
そしてそんなきっかけを作ることが出来て
良かったと思っています
またスポーツのようにはっきり結果の出ない文化的な戦い(?)
においてもはっきり優劣の結果が出る機会を与えられて
そして、そこで何かを感じられる機会を与えることが出来て
実行委員にも充実感を得ることが出来ました
そしてつくづく、高校生、若い人には
可能性があることを感じるのでした
少し疲れましたが、楽しい時間を過ごすことができたことは
参加校のみんなに感謝です
最後はみんなで記念写真、ご苦労様でした
※第10回学校対抗町並みフォトコンテスト「民家の甲子園」愛知県大会は
愛知県下の古民家鑑定士の資格を持つ有志の集まりで結成された
実行委員会を中心に実施されました