先日週末の午後より、名古屋ウインクあいちにて住育のイベントが行われました。
そのイベントで愛知県古民家再生協会の代表として講師を引き受けて参りました。
約一時間半の間、家造りから木(古材を含め)の話、現場での実例など色々な話を織り交ぜながら、一般ユーザーの方に分かりやすく話をさせていただきました。
その後、参加者有志で名古屋駅近くの堀川沿いにある、名古屋市の街並み保存地区である土蔵造りや古民家の立ち並ぶ四間道(しけみち)を散策いたしました。
名古屋の中心地、名駅の目の前の街の中に、この様な古い街並みが存在している事に感激いたしました。
名前はよく聞くのですが、まさか名古屋の中心地にこれ程規模の大きな古い街並みが残っているとは思いませんでした。
この四間道(しけみち)と言う変わった呼び名の由来は、江戸時代の大火の後、防火などの目的で道幅を四間およそ七メートルに広げたのが名の語源と言われているとのことでありました。
ここで偶然にも私の地元、奥三河の造り酒屋の直営の日本料理と酒のお店に出くわしました。
地元での噂に聞き覚えがあり、いつか時間があったならば一度は訪れたいと頭の隅に記憶としてかすかに残っていたのですが、ここで出会うとは幸運。
開店準備中の忙しい中、地元であること等々を話し、この築150年程のその昔、堀川沿いに米を荷揚げした大きな倉庫を改造したお店を親切に詳しく隅々まで店長さんが案内してくださいました。
そして私の地元という事で店内も見学でき、参加者の皆様より感謝していただきました。
この様にまだまだ身近なところに出逢いが待ち構えている事を胆に命じて、今以上に行動力を発揮したいものであります。