先日、全国各都道府県の古民家再生協会の理事長及び支部長の方々の有志が、国会の衆議院議員会館の会議室に集まりました。
そこで、空き家対策や中古住宅について、担当議員や各分野の責任官僚の参列の下に意見交換会が午後一時より五時まで行われました。
当日は、まず地下鉄の国会議事堂前で下車。
御影石が床と壁に敷き詰められた立派な地下通路を通り、直接会館に到着。
そこで厳重なセキュリティーと身分チェックを受けて、いよいよ国の中枢部分である国会に足を踏み入れました。
集合時間より少し早めに到着し、また昼食時間が近いこともあって、議員会館の食堂に入ることにいたしました。
握りの寿司屋があったり、さすがだなと思いながら昼食を済ませ、指定の会議室にむかいました。
やっとこの様に行政の中枢であるこの場所で、空き家や中古住宅の一部でもある古民家を官僚や担当議員に意識していただき、この中央の公の場所で、私共の再生協会の声に耳を傾けて頂ける現状に、今までの協会での努力、苦労が一気に報われた満足感で最後まで見届ける事が出来ました。
今まで古民家という名の法的な括りは一切ありませんでしたが、ここにきて古民家の世界が文化として、大切な存在として官僚もいま気づき始めた感が、今回のこの会議で実感いたしました。
この古民家の世界では、私共の古民家再生協会が一番活動している会として国が今回認めてくれたと私は認識いたしております。
この様に各地方で古民家の世界での第一人者として認めて頂く為のベースが、ここに出来上がったと思います。
後はこれに恥じないように、会員達と共に頑張り前進あるのみと思っております。