今年は伊勢神宮の式年遷宮の年
伊勢地方は大賑わいでしょうが、実は遷宮が行われる個所が
もう一つあります(もしかしたらもっとあるかも?)

それは、縁結びで有名な出雲大社
こちらは60年ぶりの遷宮
5月10日には、大国主大神が修造の終わった御本殿にお還りになる「本殿遷座祭」が
執り行われ、本殿遷座祭のあと、一連の神事が執り行われるとのこと

そもそも遷宮が行われる意味には諸説あり、
 (1)木造建築の建物を維持していくため
 (2)社殿の建築など様々な技術を継承していくため
 (3)神社は清浄であることが必要で、そのために遷宮を行う(神の力がリフレッシュされる)
 などと言われています。

昔の記録では一番高い建築物はのが出雲大社、
2番目が東大寺の大仏殿であると書き残されていました

古事記の重要な舞台でもあり、八百万神々の集う所
そして巨大建築の存在したところ

もう一つの遷宮も興味深く見守りたいですね

出雲大社の遷宮について詳しくは→ こちら

※京都 下鴨神社も21年ごとに式年遷宮があるようですが
本殿2棟は国宝、社殿52棟は重要文化財といずれも日本の宝物のため、
全てを新しくすることはできず、現在は傷んだところを直す、というのが基本方針。
つまり21年ごとに修理のため宮移しをするのが、現在の式年遷宮となっているようです。