先日古民家調査依頼が三河湾に浮かぶ佐久島と半田市より舞い込みました。
この週末を利用し、現場近くの愛知県古民家再生協会の会員さんと共に、この二つの古民家の調査に出向きました。雨の中、一色さかな広場の船着き場より佐久島行きの船にて出発です。
この佐久島は、人工200人程の小さな島であります。
実はこの古民家の所有者は、富山市にお住まいで島の方ではありませんでした。しかし子どもの頃はよく父親の実家であるこの島に遊びに来ており、実家のようなものとのことでした。
港でお施主様の出向かいを受け、昔懐かしい駄菓子屋さんやお店のある迷路のような車の通れない小道を通り、辿り着いた古民家は長年住む事無く放置され、再生には少し無理がある古民家でありました。
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そして小さなセカンドハウスにどうかと海の見える
父親から相続し所有している土地を見に小高い丘に
向かいました。海抜10メートルの標識がある土地
ですが、長年放置してあり場所を特定する事が出来
ませんでした。
山育ちの私がこのように海に囲まれた自然豊かな
佐久島に来て、阿寺の山の田舎暮らしと海の島の
田舎暮らしを上手く情報交換出来る手立てを考える
と、これも又新鮮かと思い、次の古民家の現場半田
市に会員さんと共に船を下り車で衣浦海底トンネル
を抜け向かいました。
 
 
半田の駅近くにこの大きな古民家はありました。昔は名の知れた料亭ではなかろうかと思われるこの古民家を今回は外からの調査にとどめる事に致しました。後日、人を増やして古民家鑑定をしないことには手の出しようがないような規模の大きな古民家でありました。
この様に色々なルートで古民家の情報が私共の元に届き、新鮮な新たなる出逢いが生まれるこの事実に感謝しながら帰路につきました。