本日、豊川市にて、早稲田式動的耐震性能診断が行なわれました。

動的診断の事を簡単に説明します。
早稲田式動的耐震性能診断とは、元早稲田大学理工学術院教授、毎熊輝記氏が策定した調査方法で、
実際に調査機を家屋へ設置し、交通機関や社会的活動を原因とする地盤の小さな震動( 常時微動 )と、
それに起因する建物の震動特性値( 固有周期 )を実測して耐震の性能評価を実施します。
現在、一般的に行なわれている耐震診断は、
図面や目視で建物の地震に対する安全性を判断する静的耐震診断であり、
これに対して動的耐震診断は微細な常時微動を測定し、その震動特性値( 固有周期 )により、
耐震性を評価し現実に即した診断法であるのではないでしょうか。
この動的耐震診断は専用の測定器を用いて行ない、約一時間前後で診断が可能です。

CBCさんも駆けつけて下さいました。
取り急ぎ、報告までに。