最近、名古屋の街に出向く機会に恵まれております。
出来るだけ地下鉄等々交通機関を使わず時間があるときには、少し無理をしても目的地まで
歩くようにしております。

建物を注意観察しながら街の中を歩くと、思いもよらない発見や出逢いに遭遇いたします。
目的地が名古屋市役所近くの場合、県庁や市役所、名古屋城も含め古典的な建物を
このあたりで多く見ることが出来ます。

先日もウィルあいちの会場に向かう為、市役所の近くを歩いているとレンガ造りのアンティークな
建物に遭遇いたしました。
よく見ると市政資料館と名称が出ておりましたが、時間が無く中に入る事が出来ませんでしたので
次回の楽しみに取っておくことに致しました。

前に立つと何故かヨーロッパの町並みを自然に思い起こす見事な建物でした。

古民家と同じ様に経年変化が経年美に変わる建物の骨董品的価値。
時間経過が価値に変化する現代の建築とは、間反対の最強の建築物。
これを文化として位置づけた時が、その建物に命が吹き込まれた時かもしれないと
自分勝手に想い、今回のセミナー会場に滑り込みました。