師走も暮れの12月20日(日)

物件マッチングからお手伝いさせていただいた
新城市吉川の古民家F様邸で
「しんしろ木の学校 空き家古民家DIY~床張り編」を開催しました。

今年は、コロナの影響で
なかなかイベントも開催できない中
本当に開催できるかどうか、
直前まで悩みに悩んだ企画。

たくさんの方に、自分の家づくりに関わってもらいたい。
そして、たくさんの人と人のご縁をつなぎたい。
この古民家をその拠点にしたい。

そう強く願われるF様の想いに背中を押され
今回、開催までこぎつけることができました。

北風吹きすさぶ「The古民家」の外気の中でしたが
・本物の大工さんが教えてくれる
・本物の古民家をDIYできる
・面白い人が集まりそう!
という期待もあり

F様のお友達や、
チラシを見て興味を持ってくださった県内各地の皆さまが
総勢20名以上参加してくださいました。

F様の挨拶に始まり
今回現場で採用させていただいた
「あいち認証材(木材)」を納品してくださった
三河の木製品の企画・開発・販売までを手掛ける
株式会社杉生さんの社長にもご挨拶いただきました。

早速始まった、DIY(Do It Yourself)

 

大工さんから、床のつくりや仕組み
道具の名前や使い方を目の前で教えてもらい
男女別れてグループをつくり
いよいよ、床張り開始!

道具の使い方を学び、釘の打ち方から練習する女性チームと

大胆にパワフルに進めていく男性チーム。

時々大工さんがフォローしながら
皆さん真剣に、黙々と作業を進めていきました。


初めて使う道具に悪戦苦闘しながら
枚数を重ねるごとにどんどんと上達。

午後にはかなりスピードがアップし
どんどんと床が仕上がっていきます。

中には、随分前からご自宅のDIYを進めており
手つきが一人だけ飛び抜けた参加者の方も…


お昼には、F様のご厚意で
地元で無農薬無化学肥料の野菜を育てる農園さんの
野菜をふんだんに使った豚汁もご用意いただきました。

農園のHさんのご紹介も♪


参加者のご家族のちびっこたちも
自然に囲まれたのどかな環境で
のびのびと走り回り

とても暖かく(寒かったですが…)
豊かな時間が流れていました。

コロナの影響で途切れてしまいがちだった
人と人の関わり、つながり
仲間意識。思い入れ。

そんなことに、改めて気づかされるイベントとなりました。

最後には、自分たちが貼った床の上で大工さんと記念撮影!
(女子チームは撮りそびれてしまいました…)

皆さん、とっても楽しんでいただけたようで
次回の珪藻土塗り(1月予定)も
「ぜひ参加したい!」と言ってくださいました。

こうして、共に家づくりに関わること。
それは、かつての「結」の文化にも似ています。

地元の材を使い、地元の食を食べ
たくさんの人と人が繋がる場。

微力ながら、これが
地域活性化の一助になれば。
そう願っております。

イベントの様子を
東愛知新聞さんと東日新聞さんが
記事にしてくださいました。

こちらも併せてご覧ください。